平成22年 木曾御嶽山夏山修行報告 


今年も15名が参加して無事、夏山修行を終えることが出来ました。
昨年は大雨に見舞われ、頂上への登拜を諦め、三笠山に登り国家鎮護神事を奉修、洪水の様な清滝の中で、まるで水晶宮の中に居る如き別世界の滝行を4回行ない、例年とは違った貴重な体験をしましたが、今年は、近年にない好天に恵まれ、深夜の登山では満月に円形の雲がかかる月暈や満天の星空を望み、夜明けにはすばらしいご来光に恵まれました。
下山の際は少しガスがかかったものの、炎天下には丁度よい涼しさと成り、却って楽に下山できました。
清滝での滝行は水量はやや多めで、1日目の夕刻は水温が高く比較的楽な滝行でしたが、3日目の朝はかなり冷たく良い修行と成りました。
毎年、この大行事を終えると、一年が終わったかの如くホッと致します。
今年は、初参加の2名を加え、最年少は大学生、最高齢は71歳と年齢層は広いものの、統率も良く充分な修行が出来ました。
老いも若きも互いに助け合い、いたわり合い、励まし合いつつ、自ずと人情の機微を感じ、又、大自然の中で生きて居るおのれを改めて確認することの出来た、大変苦しいけれども有意義な修行でありました。

この木曾御嶽山夏山修行の今年の報告です。

【 行 程 】

7月31日(土)午後0時30分

光和養神道場にて出立式

15名、車4台に分乗して午後1時出発
7月31日(土)午後4時

木曾御嶽山王滝口里宮に到着
森厳な王滝口里宮の参道石段
この石段を昇り始めるといよいよ修行の始まりを感ずる
木曾御嶽山王滝口里宮にて入山式後の撮影
7月31日(土)午後5時

4合目 清滝到着


清滝にて入山禊の滝行
7月31日(土)午後6時  山荘「森本」到着 夕食 休憩・仮眠

7月31日(土)午後11時  山荘「森本」出発、車にて七合目・田の原登山口へ
8月1日(日)午前0時

七合目・田の原登山口より徒歩にて出立


午前2時頃の風景
8月1日(日)午前3時

田の原を見下ろすと三笠山が見える

満月と金星を囲んで月暈が現れる
やや雲がかかるも満点の星空
8月1日午前5時

九合目付近でご来光を拝す
朝陽に向かって陽光を受ける同人
王滝頂上目指して登る
8月1日午前6時 王滝頂上到着
更に剣が峰頂上を目指して登る
途中の神像の前で参拝する御嶽講の一行
8月1日(日)午前7時半

剣が峰頂上(標高3063m)到着、剣ヶ峰奥社本宮にて拜神
剣が峰頂上にて見る朝陽と雲海
二の池に向かう途中、天空に浮かぶ鳥居を見る

大虚空にいざなわれて居るような感にうたれる
8月1日(日)午前9時

二の池到着 池の辺に万年雪がある


石像が行き来の人々見守って居る

朝食、休憩
8月1日(日)午前10時 摩利支天山に向けて出発
途中の風景
賽ノ河原を行く
賽の河原で記念撮影
賽の河原の高山植物

心を和ませてくれる
摩利支天山へ登る途中、三の池を眼下に見る
摩利支天山上の摩利支天像
摩利支天山上、神籬岩の前にて国家鎮護神事を齋修
神事後の記念撮影
これより下山
田の原に向かって下山する
8月1日(日)午後4時 田の原登山口に帰着

8月1日(日)午後5時  山荘「森本」到着  入浴

8月1日(日)午後7時  夕食

8月1日(日)午後9時  就寝

8月2日(月)午前5時  起床
8月3日(月)午前5時  徒歩にて清滝に向かう


清滝にて下山禊の滝行
清滝の傍らでコンガラ・セイタカの二童子が行者の修行を見守って居る

神道夢想流杖の流祖・夢想権之助勝吉師も恐らくここで修行されたものと濱地光一先師は伝書から感得され、良くこの清滝に来られて居た


8月2日(月)午前8時  朝食

月2日(月)午前9時  山荘「森本」出発


8月2日(月)午前10時

木曾御嶽山黒沢口里宮にて下山神事
帰路に移る
8月2日(月)午後2時

光和養神道場帰着、帰着式の後、解散